「閃の軌跡Ⅲ」クリアお疲れさまでした!
なぜか自分に労いの言葉を…。
当初の予定より早いクリアとなりました。諸事情により一時的にPS4が使えなくなってしまうため、大急ぎでプレイせざるを得ない状況でした。各種クエストは一通りこなしましたが、その他は全く手つかず。残念ながら評価は散々。うふふなイベントは何ひとつ起こらなかったので、2周目の宿題にしようと思っています。
では…クリア後の感想です。
◆ ここからは、軌跡シリーズ全体のネタバレやブログ主の妄想が散りばめられていますので、ご注意ください。
うん…終わらないって思ってた…。
前作終了時点で「あと1作で帝国編終了というのは厳しいな」と感じていました。「これはホントに終わらないぞ」と確信したのは、蒼のジークフリード&緋のローゼリアが紹介された辺りです。決定打は「今後の展開はそう遠くない時期に様々な情報をお伝えできるようになる」というコメント。またいつもの時期(12月)に発表され、いつもの時期(9月最終木曜日)に発売されるのでしょうか。
「終わらなかった」ことについて、様々な意見が飛び交っていました。もちろん「情け容赦のない結末」についても。私の率直な感想は「ブレないなぁ」。最後のメッセージ「その目で見届けるのだ。このクソったれな御伽噺の結末を」には笑いました。
私は「軌跡シリーズ」「イースシリーズ」「ペルソナシリーズ」以外、シリーズ化されたゲームはプレイしていませんし、プレイする予定もありません。どちらかというと、シリーズ化された「ファンタジー小説」や「歴史小説」が好きだったりします。一つ例を挙げると、発売から25年以上経過しても終着点が見えず、新刊発売決定!というアナウンスから3年経った今現在、謎の沈黙を続けている「〇〇国記」シリーズみたいな作品です。
このブログは、流れの早いゲーム業界をよく知らない、実にのんびりした人が書いていることを、ご理解頂けると幸いです。
「大きく感情を揺さぶられる作品」でした。そして、あまりにも情報量が多いため「感想を書くのが難しい作品」でもありました。さてどうしたものか…と過去ブログに目を通していたら、これから起こることのヒントは「黒の史書」、鍵を握るのは「黒の工房」というインタビュー記事をもとにグダグダ考えていたものを見つけたので、まずはそれに沿って、今作品内で判明したことをざっくりと書き出してみたいと思います。
-判明したこと-
・「焔」と「大地」がぶつかって「鋼」(巨イナル一)が生まれた。
・「焔」の眷属は魔女、「大地」の眷属は地精(黒の工房)。
・「力」を抑えるために、魔女と地精が協力して「鋼」を七つに分割した。
・それが「七の騎神」(灰・蒼・紫・緋・銀・金・黒)である。
・「力」は抑えられたが「呪い」が残ってしまった。
・「呪い」は「黒の史書」に記されていた。
・いろいろあった…
・オズボーンは「呪い」を利用しようと考えた。
・いろいろあった…
・「力」に呑み込まれたリィンが、地精の悲願「巨イナル黄昏」を発動してしまった。
・それは「世界を絶望で染め上げる、昏き終末の御伽噺」である。
・つづく…
ホントざっくり(笑)。説明するのが大変なので詳細は省きますが、ミュゼの言う通り「斜め下」の展開でした。「呪い」を利用しようと考えたオズボーンが一番「呪われている」と思ったのは、私だけでしょうか。ただ、半年後にクロスベルが独立することはわかっているので、次回作で決着がつくと信じています。
「幻焔計画」を含め、今後ゼムリア大陸がどうなっていくのかを知るには、これからも長く続くであろうシリーズをプレイするしかありません。凄いなこのゲーム…今作品終了時点で「進捗6割強」とわかっているだけましですが(笑)。
リィンは、再び厳しい道を歩むことになりそうです。でも最後に流れたメッセージ
絶望が帝国を大陸を世界を染め上げていく。
だがくじけるな。光はきっとある。
それぞれの胸に、繋いだ手と指先に、前を見据える眼に。
今はしばし休んで、そして立ち上がろう
その目で見届けるのだ。このクソったれな御伽噺の結末を。
リィンはひとりではありません。たくさんの仲間たちが、彼を支えようとしています。
このメッセージを信じて、次回作を待ちたいと思います。懲りないタイプです。
そして…
「七の騎神か…クソったれな仕組みもあったもんだぜ」
クロウ・アームブラストさま、とりあえずは「お帰りなさい」。今後どんな立ち位置になるのかはわかりませんが、私は信じています…ファルコムを(笑)。
賛否両論あると思いますが、私にとっては「シリーズの中で一番面白い作品」でした。もう贅沢は申しません。途中で音信不通になることなく、最後の舞台まで続いていくことを願っています。ゼムリア大陸とリアル社会の平和を祈りながら…。
つづく…