どこまで続けられるかわかりませんが…前作をクリアした時と同じ流れで、感想や考察を書いてみようと思います。
◆ ここからは、閃の軌跡Ⅱを含む軌跡シリーズ全体のネタバレやブログ主の妄想が散りばめられていますので、ご注意ください。
感想の前に「PS4」に移行したことについて少々。
画面が大きくなり、最初は違和感(目が回る…笑)がありましたが、一度プレイしてしまうと、小さい端末には戻れなくなりそう…。背景の立体感、キャラクターの表情、これだけで印象が変わります。特に、毎回楽しみにしている街並み。ハーメル村やクロスベルに足を踏み入れることができたのは、本当に嬉しかった!いつの日にかノルド高原やリベール王国にも行って、ヴィヴィにメールを送りたいものです。
以前「リアル世界」と錯覚してしまうような超人気ゲームをお試しプレイして、5分ほどでリタイアしてしまったことがあります。好みは人それぞれですが、少々モーションがぎこちなくても、キャラがアニメのようでも、「ファンタジー世界」であることを忘れないでいられる映像であることは、私にとって大切なことだと感じました。
そして、PS4になって一番大きく変わったのは「プレイする場所と時間に制約がある」こと。PSVITAは手軽に持ち運びができ、外出先などでも遊べますが、PS4は無理です。画面が大きいので、ゲームをしない家族に気を遣う必要もあります(実際ギャルゲーだと思われている…笑)。私のように「場所と時間に制約がある」かつ「ストーリー重視」のユーザーが今後も快適にプレイし続けるためには、「難易度の途中変更」「選択肢にベリーイージーもしくはイージー」が、必須機能になりそうです。
●世界観
ゼムリア大陸全体の設定は、ほぼ固まっているのでしょうか。時代を越えて、国境を越えて、ストーリーやキャラクターが連動しているところが素晴らしい。この世界観があるから、長くシリーズを続けていると断言します。今回多くの謎が解けましたが、それは思いつきで決めたものではなく(多少はあるかもしれませんが…)、きちんとした裏付けがあることがわかり安心しました。
●ストーリー
終章ラスダン直前までの流れが絶品。旧Ⅶ組の約束&再会、ユウナの叫び、ハーメル村での墓参り、トマス副長ご降臨…等々。数えきれないほどの感動がありました。サブクエストも、ただの寄り道ではなく、メインストーリーを補足するイベントや謎解きが多かったことも、良かったと思います。
ラスダンは、お約束の展開。今回は卵みたいな「カレル離宮」でした。正直に書くと、ラスダンの長い道のりと戦いに、毎回「この盛り上がった気持ちをどこにぶつければいいの」と叫びたくなるのですが、これは映像作品ではなく「ゲーム」なので仕方ありません。強い相手と戦うのが「ゲームの醍醐味」でもあるわけですから。
私なりに「鋼の意思」と「焔の情熱」を持って、「ゲームの醍醐味」を味わうべく大きな卵に突入しましたが…最初に待ち構えていたご両名の姿を見て、迷いなく「ベリーイージー」に変更(笑)。
「これは祭りだ…オールスター秋の大感謝祭的なものに違いない…」と自分に言い聞かせ、突然の「暗転」まで、ただひたすらにまっすぐに前へ進みました。お陰様で、少し時間が経ってからようやくじわじわと悲しみが襲ってくるという情けなさです。
「ぶった切りエンド」ではありましたが、長年の謎が解けたのは良かったと思います。前作のようにメインストーリーまでもが謎だらけで終わってしまうと、いくら補足してもモヤモヤ感が残りますが、長年の謎が解けたことで見通しが良くなりました。同じような「ぶった切りエンド」でも、この違いは大きいです。
●キャラクター
何度も書いていますが、生粋の「クロウクラスタ」です。でもクロウだけではなく、全てのキャラクターが魅力的でした。中には「許すまじ!」と叫びたくなるようなキャラもいましたが、視点を変えてみると、彼らなりの「正義」があるわけです。そんな「正義」も探しながら、また別の機会に感想を書いてみたいと思います。
●システム
終章ラスダンで迷わずベリーイージーを選択し、「鋼の聖女」と「火焔魔人」にノーダメージで勝利した人に、システムを語る資格などない(笑)。与えられたバトルシステムを、自分のレベルなりに楽しむのみです。
カードゲームは早々にリタイア、釣りはコツが掴めないままゲーム終了、料理は「フレディスペシャル」ばかり(もの凄くツボにはまったキャラ…笑)。システムについて何ひとつ語れない、ゲーマー失格ユーザーです。
敢えてひとつだけ書き加えるなら「ダイレクトコマンド」について。最初は押し間違えてばかりでしたが、慣れてくるとスピート感がでて非常に快適でした。次回作以降も、採用して欲しいシステムです。
●音楽
「Blue Destination」を超える音楽には、残念ながら巡り合えませんでした。クロウクラスタとしてトラウマ…ではなく思い入れが強いので仕方ありません。そして「忘れ去られし村ハーメル」で流れた「銀の意思」。「レーヴェvsヨシュア」を思い出し泣けてきました。今作品の音楽も、聴きこんでいくうちに惹かれる曲が生まれてくるかもしれません。音楽配信サイトで購入する予定です。
つづく…
拍手コメント返信
Raineさんへ
コメントありがとうございます。「慣れ」もありますが、間違いなく諦められない「何か」がある作品だと思います。お互い頑張りましょう(笑)。
Linoさんへ
再びのコメントありがとうございます。また前作同様、妄想の入り混じった考察を面白おかしく書いていきたいと思います。また遊びに来てください。